ドラゴンドルイド 簡易デッキガイド

1.はじめに

 この記事を読んでくださっている皆様こんにちは。katagamiと申します。

 6月のラダーで少しドラゴンドルイドを触っていたので簡単なデッキガイドを書こうかなと思ったのでこれから記述していこうと思います。

 といってもそれほど質の高いものにはならないのでちょっと触ってみようかなと思っている方向けの簡易的なものとなります。予めご了承ください。

 

 

 

2.デッキ紹介

https://beerbrick.com/2024/06/23/www-29-6-1-dragon-druid/

 今回デッキガイドを書いていくデッキはこちらです。

 スタンダード環境でラダーを回すプレイヤーはお世話になっているbeerbrickさんのurlを貼りましたが、実際に私が拝借して少し回していたデッキになります。

 少しリストを変えたりはしましたが、テンポを取った後に薙ぎ払いを使って除去をして盤面の優勢を作ったり、押し切れなかったりテンポをとれなかった場合はマリンで一気に盤面を構築したりする動きが強力なデッキとなっています。

 

2.1 デッキの必須カードと任意で入れるカードについて

 ハースストーンのデッキは30枚ですが、この30枚の中にはそのデッキにとって必須となるカードと補助的な役割として入れるカードがあります。

 ここでは必須カードと任意で入れるカードについて分けていきたいかなと思います。おそらく人によって意見が分かれると思うのでそのつもりで読んでいただけると幸いです。

・必須のカード

練気

 ドルイドのデッキには絶対に採用されるカードです。マナを一つ多く使えることのメリットがとても大きく、普通に使うだけでメリットしかありません。

 またハンドがあふれそうなときに捨てることや、例えばハンターの秘策である氷の罠やメイジの秘策である呪文相殺などの秘策チェックにマナを使わなくてもよいなど入れないデメリットがほぼないためこのカードはスタン落ちしない限り使われ続けます。

 

ジリアックスDX3000

 ドルイドはほかのヒーローに強力なaoeが多く追加されている現在の環境であっても除去が貧弱なヒーローです。そのため序盤から顔を削られることが多くあり、やりたいことをやる前にライフを削りきられて負けてしまうことがままあります。このジリアックスの組み合わせる効果のうち、ウイルス・モジュールと完璧モジュールを組み合わせたものは除去と場残りの良さ、そしてライフの回復というドルイドが欲しい効果てんこ盛りとなります。なのでナーフされてもこの効果でこのデッキでは使われるでしょう。

 

マルフュリオンの贈り物

 マナ加速ができ、終盤であれば後詰として使えて、ライフが少ない場合は顔の回復にも使えるという効果がとても貴重なものであるといえます。特にミラーではマナ加速の遅れでドゥームキンが先に置かれ、マナの差を作られ負けるケースがままあるのでお手軽なマナ加速は入れておきたいと思います。

 

ちゃぷちゃぷチビドラゴン

 マルフュリオンの贈り物でほぼ説明しましたがマナ加速はこのデッキにとって重要であること、またドラゴンシナジーでもあることから採用一択です。

 

底なしおもちゃ箱

 最悪の場合やることがない2ターン目に使って3ターン目以降の動きを持ってきても悪くなく、ドリアンとの併用で強力なミニオンを持ってくることもできるので会って困ることがないカードだと思います。採用する枚数は1枚でも2枚でもどちらでもいいでしょう。

 

なぎ払い

 序盤の除去からこのカードによる後詰、あとは呪文ダメージ+と合わせた除去からのトログの宝石投げとの併用でのリーサルと、役割から考えるとこのデッキの中核カードとなると思います。デーモンハンターやナーフが入ったウォーロック、あとローグに対しての序盤の除去としてとても使いやすいカードでした。

 

トログの宝石投げ

 最後の詰めとして使えるカードですがそれ以外にも盤面の除去や相手のライフを削ってプレッシャーを与える役割が期待できこのカードも必須であるといえます。マリンのワンダーワンドで0マナにしても強いカードですし、ドリアンでコピーして錬気やコインと合わせて1ターンのうちに2枚使う動きも強力です。

 

高く遠い空へ

 このデッキはあくまでテンポを取ることが重要なデッキです。仮に2マナでマナ加速ができなかった場合大きくテンポロスしてしまうのがこのデッキの弱点といっていいと思います。このカードを3ターン目に使うことで4ターン目にマナ加速ができる可能性を残し、かつ砂漠の巣母での盤面構築まで見込めます。1枚か2枚かは個人で好きにすればいいと思いますが入れなくてはならないカードの一枚であることは間違いありません。

 

傀儡師ドリアン

 ドルイドミラーだとマナ先行の上4マナの時に使って相手の動きを制限するのにも使えますが、なんといってもデッキからカードを引く効果と合わせるのが強力なカードです。ドゥームキンやマリン、イーオナー、ヨグサロンはもちろんトログの宝石投げや砂漠の巣母をコピーするだけでも盤面構築やとどめを刺すことができます。

 ワンダーワンドの前に手札から使うと少々マナが足りなくなり悪いパターンもあるため底なしおもちゃ箱やサマーフラワー・チャイルドとの併用を行いたいカードではあります。

 

砂漠の巣母

 4ターン目に出せば盤面構築もしくはアグロ相手の防御になり中盤以降でも腐ることがないカードです。特にワンダーワンドやドリアンでコストを下げれば10マナ以上を1ターンで使用することができ、有利を築くことができるでしょう。このデッキになくてはならないカードの一枚です。

 

芝ドレイク

 本体は基本的に呪文を引くデッキ圧縮カードとして運用し、ミニ工作のほうを呪文ダメージ+として使うのがいいかなと思います。このデッキはハンド事故が一つの弱点なのでそれを回避できるカードとしても採用の価値が高く、また盤面を本体で制圧した後ミニ工作と薙ぎ払いの併用で相手ミニオンの除去をする動きがとても強いです。薙ぎ払いを入れるドラゴンシナジードルイドならこのカードは採用したほうがいいでしょう。

 

サマー・フラワーチャイルド

 このデッキには除去が少ないということ以外に、ハンド事故が極めて起こりやすいという弱点があります。これはマナ加速をするために極端なマリガンをする必要があるためでもあるのですがドローソースが少ない、デッキ外のリソース補充の手段がないという点が原因に挙げられます。ローグなんかは多少ハンド事故が起こってもデッキ外からすべてを持ってきますからね。

 そういったハンド事故という弱点を補うためにこのカードは必要ですし、先述したようにドリアンとの相性がいいという点もあります。あとはナーフされたのでジリアックスはともかくマリンのコストを下げて6マナのターンに使えるというのは大きなメリットだといえますし、ドルイドミラーならドゥームキンが必須となるのでそのためにも採用したいカードだと思います。

 

ドゥームキン

 なんだかんだで効果が強力です。相手にマナの制限を付与しつつ、自分はマナ加速ができてマリンなどを使っての盤面構築につなげられるので2枚採用がよいと思います。

 例えば2ターン目にマナ加速、3ターン目に巣母から錬気とサマーフラワーチャイルド、そこからドゥームキンを引いてきて4ターン目に使えば相手は3マナで4ターン目を迎えることになります。この時点でかなりきついです。まあそんな動きはほぼできないんですけど出来たら強いですよね。

 

支配人のマリン

 基本的にはハンドの枯渇が起こるのでワンダーワンドが選択される宝物となりますが状況によってはザログの王冠でもよいと思います。マリン1枚で盤面をひっくり返したりより強いものにできるのでこのカードは採用一択です。ドルイドミラーだと盤面やヒーローの体力がトントンならこのカードを先に使ったほうが勝ちます。

 

夕陽のファイ

 先に述べたようにドルイドは盤面展開がある段階までは弱く、それゆえ顔を削られやすいヒーローです。このミニオンで盤面処理をしつつ盤面構築までつなげられるのでドラゴンシナジーが多く入るこのデッキでは採用する必要があります。

 

解き放たれしヨグ=サロン

 盤面の処理として優秀ですし完璧モジュールとウイルス・モジュールの組み合わせのジリアックスへの回答ともなるカードです。ナーフが入った影響でその組み合わせが減るかもしれませんが、ドルイドだとその組み合わせで固定でしょうからドルイドミラーのためだけでも使うでしょうし、ローグやナーフ後でもまだいるウォーロック対策にも使うカードです。

 

命を束ねしものイーオナー

 基本的には盤面構築のためのカードですが、先述の通りハンドが足りないことがままあり、そんなときにハンドがいっぱいになるまで引く効果を使ったりデモハン相手に体力を全回復するためにも使えます。

 

 

・任意のカード

ギフトのチビドラゴン

 ドラゴンシナジーとして強く、1.2ターン目の盤面構築にも強いカードです。ただ序盤でしか効果を発揮しないカードという点で入れかえ可能なカードかなと思います。

 代替カードとしては

サボテン細工

 このカードが挙げられます。こちらはちゃぷちゃぷチビドラゴンが引けるほか装甲虫で装甲をためられたりドローソースを発見できたりステレオ・トーテムでハンドバフができたり多様な働きを期待できるカードです。

 先に述べたようにドラゴンシナジーや1ターン目の盤面の強さではギフトのチビドラゴンが上なので、その辺りでどちらを採用するかもしくはどちらも入れてほかのカードを削るか判断する必要があります。

 

魔法のドールハウス

 このカードは薙ぎ払いや底なしおもちゃ箱との併用で使うカードですが少々ハンドがなくなりやすいドルイドではトップで引いてきてうれしいカードではないため好みでない方は抜いてもいいのではないかなと思います。

 

大地の首飾り

 底なしおもちゃ箱と違い、使いどころが限られる点がデメリットかなと思います。もちろん回復手段としても使えますが3マナ使った後残り7マナで何ができるかとなったときに盤面がとられている状態だと不利であることには変わらない、となってしまいます。また2ターン目に使える底なしおもちゃ箱と比べると3ターン目にしか使えないこのカードは少々使いづらさがあるといえます。3マナなら高く遠い空へや錬気もしくはコインから4マナのミニオンにアクセスできますから。そういった点を総合するとこのカードは抜いてもいいカードかなと思います。

 もちろんメリットもあって、ドリアンと併用すると底なしおもちゃ箱と違い確定でミニオンを発見でき、望んだミニオンをコピーできる可能性が高くなります。これだけでもメリットが大きいため採用されているカードだと思います。

 

 

3.デッキガイド

 さて、ここまでデッキの紹介をしてきましたがここから本題のデッキガイドを書いてまいります。といっても簡易的なものですので再度申し上げますがあまり期待はしないでください。

 まず、このデッキは2ターン目にマナ加速を使って4マナがある状態で砂漠の巣母ともう一体ミニオンを出すことがとても重要です。それだけで時間稼ぎができますし、ある程度相手の顔を削ることができます。マナ加速ができない場合は底なしおもちゃ箱があるならそれを2ターン目に使用し、マナ加速ができるちゃぷちゃぷチビドラゴンかマルフュリオンの贈り物、もしくは砂漠の巣母を引いてくることとなります。それもできないならマナをしっかり使い切るしかないと思います。

 5マナ目にはサマーフラワー・チャイルドを使って6マナ以降の動きを探す動きが強いですが、この時点である程度顔を詰められてしまうとそのまま負けてしまうのでこのカードを使うまでにいかに盤面の支配権を相手に明け渡さないかが重要です。だからこそ1マナ帯にギフトのチビドラゴンが入っていますし、4マナの時点で砂漠の巣母ともう一体のミニオンを出してある程度相手の盤面の除去ができるようにする必要があります。    

 その後はマナ順通りにミニオンを召喚し呪文ダメージ+と合わせて薙ぎ払いでミニオンを処理してトログの宝石投げで相手の顔を削っていったりとどめを刺す動きとなります。トログの宝石投げは本当に相手の顔を削るというこのデッキの肝のカードなのでマリガンでは絶対に返しますが8マナくらいになるまでは引かないことを祈りましょう。マナが少ない状態で来ても邪魔にしかならないので。

 

 大まかな動きはこれだけとなりますので、ここからは少し細かい分岐について記述していきたいと思います。

 まず4マナ目に砂漠の巣母ともう一体のミニオンで盤面構築を行った場合です。この時次のターンにサマーフラワー・チャイルドが出せる状態ならだいたいそれを使います。

 ただ砂漠の巣母と同時に召喚したもう一体が芝ドレイクであった場合、次のターンにミニ工作の1マナ芝ドレイクを呪文ダメージ+にして薙ぎ払いと合わせて相手の盤面の処理をして盤面の優位を築いて相手の顔を削るという選択肢が生まれます。これに関してはハンド次第ではありますがドルイドミラーで自分が先に盤面を作れているならとても効果的な動きとなります。対面がローグですでにドルイド側が顔を削られている状態でもその動きをしたほうがいいと思います。相手のミニオンが3/2一体とかならサマーフラワー・チャイルド優先でもいいでしょう。

 ほかのコントロール寄りのデッキ、例えばハイランダーウォリアーやハイランダープリーストなら盤面を持っていかれても問題ないので可能な限り早くマリンなどにアクセスして盤面の構築を行うとともにドゥームキンによるマナの制限を課す必要があります。

 

3.1 マリガン

 続いてマリガンについても軽く記述していきたいと思います。

基本のマストキープカードは

 この四枚です。マナ加速ができる2枚に関しては言わずもがなというか説明する必要もないのでスルーします。

 ギフトのチビドラゴンは1ターン目に使うからこそ強いため入れているカードです。このデッキはマナ加速こそしますが本質は盤面にミニオンを置いて、盤面のミニオンで相手の顔を削っていくテンポデッキになります。ほかのデッキの序盤の盤面展開能力がこわれていたりするので弱く見えるだけでこのミニオン一体を1ターン目におけるだけでドルイド側はかなり戦いやすくなります。

 つづいて砂漠の巣母ですがこれを4マナで使い効果を発動させるだけで盤面で大きな有利を築けること、およびマリガン時点では引けなくてもトップでちゃぷちゃぷチビドラゴンを引いたときにドラゴンシナジーがないとマナ加速ができないことからドラゴンの中ではキープしたほうがいいと思うのでマストキープとしています。まあそれやるからハンド事故が起こるんだって話もあるんですけど巣母をマリガンで返してマナ加速が引けずヨグサロンやイーオナーが入ってくるよかマシです。

 あとは特殊なキープですが、デモハン相手には薙ぎ払いをキープすることと茶ぷちゃぷチビドラゴンがいるならファイであってもいいのでドラゴンをキープすることでしょうか。後者に関しては個人的にマリガンでほかのドラゴンを引けないとしか思えないので勝手にキープしています。

 前者に関しては、デモハンと戦って負ける要因の中でしょうもないのが3ターン目に出てくる攻撃力倍の効果を持ったジリアックスか1ターン目に出てくる靴下人形スリザースピアを処理できない場合だからです。スリザースピアで20近く削られてあとは適当に詰められたりジリアックスを処理できなくて負けるというパターンを薙ぎ払いで回避できる可能性は比較的高いため薙ぎ払いをキープすることは重要であると思います。

 またドルイドミラー限定となるもののドリアンをキープするというのも悪くないと思います。理由は後述しますが頭の片隅に置いていただけるといいかなと。

 

3.2 マッチアップについて

 各マッチアップについて記述するほど詳しくないのでドルイドミラーについてとほかのデッキと対戦するときの注意点について少しだけ記述したいと思います。

 

 まずドルイドミラーに関してですがこのマッチは先攻が圧倒的に有利です。というのもマナ加速をすること、盤面にミニオンを展開して顔を殴ること、ドゥームキンを出すこと、先攻後攻両方のプレイヤーが持っている場合すべて先攻側が先にできるためです。なので後攻側は先攻側の動きを阻害するか相手の事故を祈るくらいしか序盤でやることがありません。基本的にはドリアンを先に出したほうが有利なのと先述したようにマリンを先に出したほうが圧倒的有利となることは間違いないでしょう。

 ドリアンはもちろん相手の盤面のミニオンだけに除去されない状態で出す必要があるものの、その状態でドリアンを出した場合それを出された側は処理しなければならないため1ターンのロスが生まれます。この動きができるのも基本的には先攻側ですがコインや錬気をつかえば後攻側が先手を取ることができます。どちらであってもハンドがあまりよくない場合はドリアンを使うと時間稼ぎができてかつ運よく除去されないという状況にすることもできるためキープするのも悪くないかもしれないと思います。

 基本的に先攻側はさっさと盤面にミニオンを置いて相手の顔を削っていく動きが重要なのでトレードはしないほうがいいと思います。薙ぎ払いが使われるようなら1ターン相手の動きが阻害できたラッキー程度に思っておいていい気がします。後攻の場合はそれに対応するため序盤不利な展開になりますが受けきれればファイやジリアックスで回復してゲームを振り出しに戻すことができるのでハンドが事故らないようマリガンでうまく立ち回りたいところです。

 

 デモハンに関しては先に記述したので特にいうことはありませんが1.2ターン目のミニオンは可能な限り薙ぎ払いで除去したほうがいいと思います。

 自傷ウォーロックに関してはナーフされたので減ると思いますが、1.2ターン目のミニオンは基本的に無視で構いません。ギフトのチビドラゴンが1ターン目に出せるならバフはつかなくてもいいので出しておきましょう。それでマナ加速を優先し砂漠の巣母を出せるならだして盤面のミニオンでトレードしつつ相手の顔は殴らないようにします。薙ぎ払いをあわせて2体以上処理できるなら処理して相手の顔が14-15くらいになっていたら相手が自傷することを待ち、溶岩の巨人が出るようになったら顔を殴り始めましょう。ただし焦熱地轟くん!が出てきた場合はミニオンの処理に切り替えます。溶岩の巨人は除去できないと思うのでそれ以外を除去するか次のターンにリーサルまで行けるなら顔行ってもいいかなくらいです。このマッチで重要なのは3-5ターン目の間です。その間に可能な限り盤面の展開と処理を行いたいところです。そのため2ターン目のうちにちゃぷちゃぷチビドラゴンでマナ加速をしたいのでそれを引けていないならこのマッチに関しては砂漠の巣母をマリガンで返してもいいかと思います。

 ハイランダーウォリアーとハイランダープリーストに関してはとにかくマナ加速とドゥームキンが重要だと思います。相手の処理能力を上回り盤面のミニオンでとにかく相手の顔を削っていきましょう。ウォリアーのトーテムだけ処理をする必要はあると思います。

 プリーストは巣母を処理できないので巣母を軸に盤面を取るのがいいかもしれません。人形劇場でドゥームキンが盗まれるのが嫌だなと思うかもしれませんがしっかりマナ加速ができていれば人形劇場を使うマナがそもそもないパターンもありますし、どうせ人形劇場があるならヨグサロンやイーオナーをコピーされてしまうのでそれよりはドゥームキンをコピーさせたほうがましだったりすると思います。それよりも警戒するべきはバッドランドの救世主エリーズです。このカードが出てきた時点でドルイド側は除去をするターンになってしまいます。可能ならこのカードが出てくる前に勝負を決めたいところなので、先述したように可能な限り序盤で盤面をしっかり作って顔を詰めていくのが理想の動きだと思います。

 ウォリアーは除去が豊富なのでドルイド側は対処しづらいと思います。序盤ミニオンを展開するとき魔刃乱だけケアしましょう。あとはジリアックスですがこれはヨグサロンで盗むのが重要です。ただナーフの影響でウイルス・モジュールの重要度が低下しており、ウォリアーに関してはツイン・モジュールが使われたりもしています。そのためジリアックスにたどり着かないようドゥームキンで邪魔をしながらとどめを刺す動きを狙ったほうがいいかもしれません。ウォリアー、プリーストともにトログの宝石投げで顔を削るのが効果的なためその時間になるまでにどれだけ相手のヒーローの体力を減らせるかが重要だと思います。

 ローグに関してはもうよくわからないのですが、マナ加速とドゥームキンでマナの差をつけて呪文ダメージ+と薙ぎ払いでミニオンを除去しながらトログの宝石売りで詰め切るプランがいいと思います。展開が細かすぎるので説明しきれません。テンポを取って顔を殴ってくるのを避けるためにギフトのチビドラゴンを1ターン目に使うことが重要ということは確実ですけど。話を戻しますが、マナ加速をしっかり行う必要もありますがその後のハンド事故が許されないので、サマーフラワー・チャイルドをキープする選択もありよりかなと思います。個人的にはローグに限らず対アグロ以外ではサマーフラワー・チャイルドをキープしていましたがさすがにマストキープとは言えないので先の項目では記述しませんでした。

 これくらいかなあと思うのですがなんか思い出したらまた追記するかもです。

 

4.終わりに

 ここまで読んでくださりありがとうございました。

 今回は簡易的なデッキガイドを記述しましたが、正直質はいいものではないと思っています。ただスタンダードのデッキガイドはそもそもの量が少なく、そのうえでレジェンド上位を取ったプレイヤーが書く完璧なガイドというのが求められる面がある気がします。もちろんそれがあることに越したことはないのですが、そもそも日本のプレイヤー人口が少ないゲームで日本語のデッキガイドを書く日本人がどれだけいるかという話です。

 スタンダードの動画投稿している方もいらっしゃいますがやはり少ないですし、こういったものは質が低くても量があればなんかよくなることもあるでしょう。というかハースストーンのプレイ人口が多ければ質の高いものを書く人が出てくると思いますので、初心者の力になる程度の記事を書きたいなあと思って書きました。そもそも初心者を引っ張ってこれないんですけど。

 まあここまで言ってなんですけどデッキガイド読む時間で自分で10回くらい回してどんなデッキか把握するほうが楽なんですよね。その辺り質の悪いデッキガイドの需要のなさを感じます。

 まあBGのほうはみんな結構書いてるみたいなので上位者の記事+BGの複雑さからくる需要はあるんでしょう。

 これからもたまにこんな感じの質の低いデッキガイドを書いていきますので興味があったら読んでください。なおこの記事は約10時間程度で記述していると思います。いやテキトーですね。

 それではここまで読んでくださりありがとうございました。また機会があればお会いしましょう。

                             2024/06/30 katagami