クエストハンター デッキガイド 各マッチアップ編

1.はじめに

 今回は長くなりそうだったため一度区切ったクエストハンターのデッキガイドの続きを書いていきたいと思います。

  主要なデッキへのマリガンとプレイングについて記載していきたいのですが、MT3での環境の変化、特にメックメイジとメックパラディン、アグロドルイドについてはMT3前にはほぼいなかったため詳細な情報を記述できないと思います。あらかじめご了承ください。なおナーフ直後で180位から15位まで上げたときはアグロデモハン、星界配列ドルイド、ランプドルイド、ウォリコン、が特に多く次いでナーガメイジとクエハンミラーとボアプリーストがちらほらいる程度でした。つまりそういう記事になるということなので興味がなくなった方は読まないほうがいいかもしれません。

 また前回、クエストハンター概要として基本的なマリガン及び各ターンごとの呪文やミニオンの切り方、その目的については記述したため気になる方はそちらをご覧ください。クエストハンターは分岐が多いため2ターン目以降決まった動作があまりありません。そのため前回の記事に関してもそのターンごとにその呪文を使うことがどのような意味を持つのかについての記述のみでこのターンはこうすると良いとは記述できなかったと思います。

 完璧な答えを求めてきてくださった方たちを失望させてしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。

 謝罪も済みましたし各マッチアップについて記述していきたいと思います。長くなるかもしれませんがお付き合いくださいますようお願い申し上げます。

 

 

 

2.マッチアップごとのプレイング

 基本的にマリガンとプランが固定されているところはそのことについて記述したいと思います。なおクエストとドレクサーは度のマッチでも確定でキープするカードなので記述しません。

 なおデッキリストは私が使っていたものと想定しています。氷の罠は適当に入れたカードなのでカウントしていません。

https://beerbrick.com/2022/04/27/vsc-23-0-3-15-legend-katagamis-quest-hunter/

 

2.1 アグロデモハン

 基本的には打点プランとなります。理由としてはアグロデモハンが序盤からミニオンを展開してデッキであるためその処理を行い序盤のフェイスプッシュをさせないことが重要であり、かつヒーローパワーでのミニオン処理でハンドリソースを減らさずにクエスト第三段階達成まで凌ぐこともできるためです。クエスト第二段階達成は0マナでミニオンの除去を行えるためより盤面からの打点を抑えやすくなります。このことから基本的には打点プランでよいでしょう。このマッチは先攻が有利ですがドレクサーを使うとデモハン側が処理をしてくれるので相手が多少盤面展開していてもドレクサーを投げるのがよいと思います。

 (追記)タヴィッシュプランに行く場合は2ターン目に打点呪文を使用しないのが理想です。理由としては2ターン目に打点を1つ使用すると3ターン目にミニオン、4ターン目に相手がドレクサーを投げてきたら2枚は使って除去し同様に5ターン目にも呪文を使用してミニオンを除去するとして、この場合クエスト第二段階を達成してしまうためです。なのでマリガン時にタヴィッシュが入ったためタヴィッシュプランに行きたいなら2ターン目はヒーローパワーもしくはドレクサーを探すための追跡術の使用がよいと言えます。

2.1.1 マリガン

有刺投網

 上記三枚はキープして問題ありません。1枚しかない場合はもちろんキープですが2.3枚ある場合でもすべてキープしてよいと思います。このマッチアップは先に述べたようにクエスト第二段階を無理なく早めに達成することが重要です。1マナ打点複数枚キープをしても事故の心配はほぼないため積極的にキープしていきましょう。

速射の一矢

 このカードもキープして問題ありません。スタッツ3を2ターン目に処理しても良いですし、打点プランに行くことを決めていて1マナ打点がすでに手札にある場合なら顔に打って次のターン1マナ打点とヒロパでミニオン処理をするという動きもできます。

爆発の罠ドラゴン滅ぼしの一矢

 この二枚は好みでキープしていいカードだと言えます。優先度は前述したカードのほうが高いです。爆発の罠は効果的ではありますが相手の動きに依存し、ドレクサーが出される3.4ターン目に事前に仕掛けるもしくは1マナ呪文やヒーローパワーと合わせて2体処理できるよう使用するため使いどころを選ぶカードでもあります。まあドレクサーを返すためにキープしないといけないカードだとは思います。

 尖兵を取りながらハンドを減らさないためドラゴン滅ぼしの一矢はキープして問題ないカードですが相手がミニオンを出さなかった場合腐るカードでもあります。1マナ打点などほかに低コストの打点がない場合返してもいいかもしれません。

獣の追跡者タヴィッシュ

 プランの中核をなすカードなので先攻の場合キープしてもいいと思います。先攻だと事故が起こる可能性もあるためそれが嫌な人は返していいと思います。

 後攻であればコインから使用できるため1マナ2マナ打点がない状態でもキープしてよいと思います。

 

2.1.2 プレイング

先攻

 打点プランに行くなら2ターン目にクエスト第一段階を1カウント進めておきたいところです。1もしくは2マナ打点が他にあるならドラゴン滅ぼしの一矢でもいいので使用しておくべきだと思います。1マナ呪文が追跡術のみの場合、基本的にはヒロパエンドで次のターン先に追跡術を使いそのターン中に除去に使用できる呪文かドレクサーやタヴィッシュを探しに行きましょう。1マナ打点+追跡術は特にアグロ相手には手札事故の原因になります。

 3ターン目は先に述べた動きはもちろん、2ターン目にカウントを進められていたら1マナ打点とヒーローパワーや狙い撃ちで盤面の処理、歴戦の尖兵などで盤面を広げていたら多少残しても良いので尖兵を確実に処理するようにし、盤面にミニオンがおらず手札に狙い撃ちがある場合は狙い撃ちを顔に打っておきましょう(コインドレクサーの受けになります)。相手が武器を装備していて盤面にミニオンがいない場合はヘビを使用してもいいと思います。盤面にミニオンがいるいないにかかわらず武器を装備している場合宝物の警備兵の使用は控えたほうがいいでしょう(相手が武器もミニオン展開もしていない場合3ターン目ヒーローパワーはさすがに弱いためその場合は使用したほうがいいと思います)。4ターン目のドレクサーが見えている場合は特にミニオンの除去をすることが重要です。歴戦の尖兵と複数攻撃で盤面を広げられないよう3ターン目にミニオンを置くのは控えましょう。4ターン目のドレクサーは効果的ですが相手のミニオンを処理するために使用を遅らせれば遅らせるほど相手に処理の余裕を与えてしまうため3ターン目の除去が必要で、多少盤面展開されていても使用しましょう。

 4ターン目はドレクサーが手札にあるなら相手の盤面を気にせず使用して問題ないと思います。ドレクサーを使用しない場合、このターンでクエストの第二段階達成が望ましいと思います。このターン中ドレクサーを使用できず、クエスト第二段階も達成できない場合タヴィッシュプランを視野に入れる必要があります。とりあえず可能な限りミニオンを処理し打点を減らしましょう。

 5ターン目は可能ならクエスト第三段階を達成したいターンです。遅くともこの時点でタヴィッシュが引けていなければ打点プランに行きましょう。1マナ打点を使わずにクエスト達成ができるなら使用しないで達成すると次のターンにミニオン処理が可能です。4ターン目にドレクサーを使用していたらクエストの進行が遅れているため6ターン目までタヴィッシュを待っても良いです。そのとき追跡術があるなら除去をしながらタヴィッシュを探す動きをするのも悪くありません。

 6ターン目は打点プランに決めているならミニオンタヴィッシュを使用することが理想です。5ターン目にクエストを達成していたら1マナ呪文と併用してミニオンの処理を行うことができるため序盤から2マナ以下のの打点呪文が引けていたら早い段階での打点プランを見越してクエストを進めていくのがよいでしょう。タヴィッシュを使用できないほど盤面に打点がある場合(主にヒーローカートラスによるもの)7ターン目に打点を出していくために特に1マナの呪文を使用しないよう除去してください。

 また、対アグロデモハンの場合クエスト第二段階を達成した直後にヒーロータヴィッシュを使用する場合があります。こちらのフェイスが返しのターンでなくなる可能性がある場合です。その場合狙う秘策は相手にダメージを与えられる爆発と動きを阻害できる氷の罠が第一目標、こちらの盤面にミニオンがいる場合はヘビの罠もピック対象になります。アグロデモハンはクエストハンターより打点を出しやすいデッキです。クエスト第3段階後は負けないように動くことが重要なので2マナヒロパのタヴィッシュなんてありえないと考えず使用することも選択肢に入れてほしいなと思います。

後攻

 基本的には先攻と同様の動きをすればいいと思います。ただデモハン側の2ターン目のミニオン展開が先に来るためドラゴン滅ぼしの一矢は先攻の時よりキープして良いと思います。またトログが入っている可能性があるため先攻の時よりも1マナ打点の重要性が増します。序盤はデモハン側が顔を詰めることができるため最低5点ほど顔に入ります。この時点で不利を背負うため、後攻で勝つためにはそれなりのインチキをしなければ難しいでしょう。宝物の警備兵を相手が出していたら処理はせずクエストの進行を行うことが望ましいです。またドレクサーとヒーロータヴィッシュがいる場合ですが4ターン目にドレクサー、5ターン目にコインからヒーロータヴィッシュという動きがよいと感じます。基本的に後攻も爆発の罠と氷の罠の優先度が高いですが、前のターンにドレクサーを使用しており盤面にミニオンが残っているならヘビの罠も効果的です。

 

2.2 星界配列ドルイド

 基本的には打点プランでのゲームとなります。単純に星界配列を使われるターンまでにクエストの第三段階達成が難しくそのうえでタヴィッシュになっている余裕がないため早期にクエスト第三段階を達成してヒーローパワーでダメージを出していくのが重要だと考えます。

2.2.1 マリガン

ラジ・ナズジャン

 星界配列ドルイドとランプドルイド、アグロドルイドの違いをラダーではマリガン時点で見分けられないため、ラダーでこのカードをキープするのは難しいかもしれません。ですが星界配列ドルイドは2ターン目に出されたこのカードを早い段階で処理することができません。また絶対ではありませんがランプドルイドも除去しづらいと言えます。そして何よりこのカード以上に序盤で効果的に顔を詰められるカードがドレクサーしかないため対ドルイド戦ではこのカードもキープしてよいと言えます。

 

 これらのカードはクエスト第三段階まで素早く進めるうえでとても重要な役割を果たします。例えば先攻2ターン目で1マナ打点2枚、3ターン目で狙い撃ち、4ターン目で1マナ打点2枚+2マナ以下の打点を使用できると最速4ターン目に第三段階を達成し5ターン目にタヴィッシュを出すことができます。ドルイドが繁茂滋養を順に使っただけであると仮定するとタヴィッシュを使った返しに配列を打たれるということになるため押し切れる可能性が少しだけ生まれます。もちろんドレクサー引くのが一番いいのですが1マナ打点があれば最速ミニオンタヴィッシュを狙うのもなくはない程度に考えてください。おそらくランプドルイドよりこのマッチアップはクエストハンターが不利です。ランプドルイドは巨人が出てくる前にヒーロータヴィッシュを使いミニオンタヴィッシュを出せればほぼ勝てるので。こちらはヒーロータヴィッシュはともかくミニオンタヴィッシュが配列前に手に入りづらいためドレクサーを4ターン目に使えなかった場合勝つのは難しいと思います。

 

2.2.2 プレイング

 このマッチアップは先攻後攻で大差がないためまとめて記述します。ドレクサーを引いて4ターン目に使うのが効果的です。それができなかった場合前述したラジ・ナズジャンを使用するなど序盤からドルイドの顔を削ってください。4ターン目にクエスト第二段階を達成しながら狙い撃ちと1マナ呪文を使って顔を削っていき星界配列が使われるまでにクエストを達成してミニオンタヴィッシュまで出しておけば最高9点出ます。

 星界配列はドルイドが先攻で最速5ターン目、後攻だと最速4ターン目に使用可能となるため、最低でも5ターン目までには先攻後攻どちらであろうとクエスト第三段階を達成する必要があるといえます。幸い盤面にミニオンが並ぶのは星界配列後が多いためフェイスを詰める動きを躊躇する必要がありません。達成が困難である場合で且つ6ターン目にヒーロータヴィッシュが手札にいるときに限りヒーロータヴィッシュを使用することとなります。

 使用例:2ターン目ラジナズジャン、3ターン目狙い撃ちをするとこの時点で6点、次のターンで1マナ打点×2と速射の一矢で第二段階まで達成すると最高+18点で合計24点まで与えられます。6であれば削りきれる可能性は十分にあるためラジナズジャンはキープしましょう。

 

2.3 ランプドルイド

 星界配列ドルイドのように序盤に詰める打点プランではなく可能ならタヴィッシュプランを選択したいマッチアップだと思います。

 礁のドルイドやまどろむ海藻番がランプドルイドに入っていることが多く星界配列ドルイドの時のようにラジナズジャンが効果を発揮しづらいことと中盤に星界配列によって動きを制限されないこと、ランプドルイドは展開のターンが2ターンほど遅れることからタヴィッシュによるミニオン展開が効果的なマッチです。もちろんタヴィッシュが引けなければ打点プランに移行する必要があるため可能な限り5ターン目までにプラン選択を行ったほうがいいと思います。

 

2.3.1 マリガン 

 基本的にはこのカードを探すために全力でマリガンしたほうがいいと思います。ラダーだと相手のデッキがわからないためこのカードは返してよいのですが(基本的には間に合いません)、相手がランプドルイドだとわかっている場合はキープしましょう。

追跡術

 サブプランとしてタヴィッシュがいなかった場合にマナが余ったときに使ってドレクサーやタヴィッシュを探しにいけるため特に後攻ならキープしてよいと思います。使用ターンは3ターン目か5ターン目といったところでしょう。

 

2.3.2 プレイング

先攻

 2ターン目はヒーローパワーで3ターン目にミニオン、4ターン目にできればドレクサー、いなければクエスト第二段階の1カウント目まで進めてください。この時点で次のターンでクエスト第三段階達成まで行けるよう手札で調整できるなら調整する必要があります。4マナの時点で返しに滋養やガフを使われる可能性があるためラジナズジャンが手札にあったら囮として使っていいでしょう。5ターン目は第三段階目の達成もしくはヒーロータヴィッシュへの調整を行うターンです。ヒーロータヴィッシュになれたら選択する秘策は氷の罠と緊急機動が理想です。あとは適宜対応してください。

後攻

 こちらは4ターン目ドレクサーをオニクシアの鱗で返される可能性があります。繁茂を3ターン目に使われていたらコインドレクサーを返されてしまうかもしれないため手札にタヴィッシュがいるなら4ターン目のプレイがいいと思います。先攻と同様にラジナズジャンを2ターン目に囮として使用するのがよいでしょう。

 

2.4 ナーガメイジ

 このマッチアップは打点プランで押していくのがよいと思います。5ターン目の展開があるものとして動く必要があり、基本的にヒーロータヴィッシュとなるのが遅いマッチアップであると言えます。ただナーガメイジ側が展開後の6ターン目にリーサルを取れないことが多いため事前に爆発の罠を仕掛けておき、タヴィッシュで爆発の罠を設置するとすべてのミニオンを取れたりもします。タヴィッシュが3ターン目ごろまでに手札に入っていればタヴィッシュプランに行ってもいいでしょう。

2.4.2 マリガン

 これらのカードはクエストを早期に達成するためにもミニオンの除去を行うにも使用できるため、打点プランを取るデッキにはキープして問題ないと思います。

キャンドルショット

 基本的にキープしなくてよいカードですが1マナの打点やドラゴン滅ぼしの一矢がマリガン時点であるならキープしても良いと思います。メイジはデーモンハンターと違って5ターン目までミニオンの出し方が単調なためドラゴン滅ぼしの一矢の調整として使えると思います。

 先に述べたようにミニオンの除去を手札を減らさずに行える可能性があるためこちらは武器がなくても(あるに越したことはありませんが)キープして問題ないと思います。速射の一矢はデーモンハンターほど1/3が出てこないため2ターン目に顔に打つようにキープしてもいいかな程度です。

 4/2/5をからめたミニオンの展開に対して使用するためのカードです。つまり序盤は腐るわけなのでキープしなくてもいいとは思うのですが、ヒーロータヴィッシュと合わせて使うと効果的なのでそれだけ記載しておきます。盤面にミニオンがいる状態で使うと意味がないため使用するなら処理は確実に行わなければなりません。タヴィッシュが最初から見えている場合はタヴィッシュから爆発の罠と動くと1度は確実に盤面を一掃することができます。

2.4.3 プレイング

 プレイングといってもこのマッチアップは可能な限り顔を削って6ターン目にクエスト達成をして(後攻ならヒーロータヴィッシュになっても良い)先に顔を削りきるマッチアップになっているのでできるだけ打点を顔に打ってくださいとしか言えないと思います。メイジ側が1ターン目に1/3を投げてきた場合は4/2/5が出てくるのが少し遅れるかもな程度に考えて2ターン目は無視して3ターン目に処理すればいいと思います。

 呪文の使い方としては2ターン目にヒロパ3ターン目に2枚4ターン目に2枚、5ターン目に2枚+何かというのがミニオン除去しながらでもベストですが、4ターン目にドレクサーを出せるなら2ターン目に呪文を顔に打っておくぐらいがちょうどいいかもしれません。後攻だとクエスト達成前に展開されるため打点プランではなくタヴィッシュプランも考えましょう。アグロデモハンと違ってコインドレクサーのほうがコインタヴィッシュよりも優先度が高いと思います。

 また3ターン目のミニオン(ラズナジジャンや蛇)の使用が地味に強く、使用すると相手はこのミニオンを処理するために呪文を使用する必要が出てきます。そうなるとコンボのための呪文が足りず展開できない可能性が出てきますし、もし処理されなければ顔を殴ることができます。もし手札にミニオンが来てしまって1.2.3マナの打点がないもしくは1枚のみの場合は使用したほうがいいと思います。

 

2.5 メックメイジ

 全くやったことがないためよくわからないマッチアップです。基本的にはミニオンを序盤から除去しなければならないため打点プランで行くことになると思うのですがメックメイジ側はクエストを進めさせないためにある程度ミニオンをため込んでからメカシャークを併用して展開してくるはずで、5ターン目にそれをされるとミニオンタヴィッシュが置けない状態になってしまいます。そうなった場合クエストハンターはすべてを処理しきれません。また序盤でクエストを達成せず詰め切るというプランは取れないため、展開された状態でどちらが詰め切るかというゲームになってしまいます。そのためタヴィッシュはキープできるならしてタヴィッシュプランを狙い、最低限の除去をしてタヴィッシュを引けなかった場合は打点プランに移行するというのがよいかもしれません。

 

2.6 ボアプリースト

 このマッチアップは打点タヴィッシュどちらでもいいと思います。基本的にボアプリの顔は削らないようにするという動きが重要ですがそれをするとクエストが進まないため無理のない程度に打点呪文を使って顔を削っていきましょう。あのデッキ回復呪文が限られているので序盤全く顔を殴らず4ターン目5ターン目で一気にクエスト達成して6ターン目にミニオンタヴィッシュを出すのがいいのかもしれませんね(てきとう)。イノシシプリはAlutemuさんが詳しいのでどう動かれたら困るか機会があったら本人に聞いてみてください。あのデッキ難しすぎて私には理解できませんでした。もしかしたら私の戦ったボアプリ使い達も同じくわけもわからず死んでいっただけかもしれません。

 

2.6.1 マリガン

 冗談はさておいてクエスト達成はさっさと行ったほうがいいと考えられるためこれらの1マナ打点呪文はキープしましょう。

 クエストを進めることのできる低コストの打点なのでキープしていいと思います。

 マリガン時点であったらキープするカードです。秘策の選択は緊急機動と氷の罠の優先度が高いです。

 

2.6.2 プレイング

 先攻後攻どちらでもあるマナを十分に使って打点呪文を使用するのがいいと思います。ドレクサーを4ターン目に使用できた場合はおとなしく顔を殴っておいていいでしょう。ナーガの侍女の種になる呪文を使われるかもしれませんしザイレラで吹っ飛ばされる可能性もありますが、相手にできる限りリソースを使わせるのも大事なことだと思いますし、先に述べたようにいずれはクエストを達成する必要があり、顔にも傷をつけることになるためそれなら早い段階で顔を殴っておいた方が打点も増えるというものでしょう。

 万が一武器を装備されたとき用に1マナ呪文を手札に抱えておくと打点プランでもタヴィッシュプランでもヒロパを一回多く打てるためクエスト達成後は比較的重い呪文から切っていきましょう。

 

2.7 貝プリースト

 このマッチアップは打点プランで問題ありません。タヴィッシュプランでも問題ないのですが打点プランでも十分リーサルは取れるマッチアップです。無理にタヴィッシュを探しに行く必要はないというレベルだと考えてください。序盤に出てきた貝を処理するのが最も重要なためヒーローパワーや呪文で7点を出せるようにしつつ打点を切っていきましょう。狙い撃ちを3ターン目に切るとコイン貝を処理することも容易になります。

 

2.7.1 マリガン

 これらの呪文は3ターン目以降に使用します。基本的に貝が出てきたときの処理をしなければ増やされて負け筋となるためそれ以外での打点の使用はしなくてもいいと思います。

狙い撃ち

 速射の一矢に関しては貝を倒せる打点が手札にあるなら2ターン目に顔に打ってもいいかなといった印象です。先に述べたように3ターン目に狙い撃ちを使うと貝を倒される可能性があるためプリースト側が躊躇します。可能なら3ターン目にこのカードを使用しておきましょう。

 あっても困らないのでキープでもいいかなと思いますが貝を処理できない可能性があるため優先度は低いと思います。お好みでキープしてください。

 

2.7.2 プレイング

 このマッチも相手の動きに対応するマッチ(序盤の貝を処理するのみ)ですが特に先攻後攻で変わることはないかなあと思います。ただこのマッチに関してはドレクサー以外のミニオンは極力出さないほうがいいと思います(特に序盤)。ミニオンを出すとアズシャラの儀式を使われて照明でコストの下がった状態の海底に眠る儀式が5ターン目に手札に入ってしまうため貝をコピーされて負けてしまうことにつながります。

 さすがにドレクサーは処理できないためその間に顔を殴ることで相手の動きを阻害したりリソースを減らすことにつながるので使っていいと思います。クエスト第三段階達成の目安は7ターン目でこれは貝プリが9ターン目にはリーサルを出しえることを基準としています。貝自体は墓地に送られるため時間をかければかけるほど相手に有利になります。さっさとミニオンタヴィッシュを使って顔を詰め切りましょう。

 

2.8 コントロールパラディン

 このマッチは不屈の守護者像が御苑の御恩のコストを大幅に下げるため盤面を取られてそのまま詰め切られてしまう事態が発生することから不利マッチだと思います。タヴィッシュを引き込むことでワンチャンス勝てるかもしれません。

 

2.8.1 マリガン

 タヴィッシュが引けなかった場合のサブプランとして使えるカードで序盤はそれほどクエストを進行させる必要がないためキープしてもいいと思います。

 4マナキャリエルが残るととても困ったことになるためこのカードをキープして処理できるようにしておくべきだと思います。

 

 このカードがないと打点が足りないは盤面のミニオンを処理できないわ大変なことになるためキープしてください。一応打点プランでも行けなくはないですが回復されるのと盤面のミニオンを処理できず殴り合いになること、ヒーローキャリエルのために3マナ使わなければならないことを考慮するとタヴィッシュプランを選択するのがよいと思います。

 

2.8.2 プレイング

 基本的に打点呪文で詰め切ることは困難を極めます。ドレクサーでも処理されてしまうため、早期のヒーロータヴィッシュが重要となります。

 また御苑の御恩による縦の展開に弱いため、使えるターンになったら(5.6ターン目)確実にミニオンの処理も行っておきましょう。これ以上言えることがないのですがヘビは交換せずに持っておいても問題ありません。序盤は特にやることもないですし。5ターン目になってタヴィッシュが引けなければ交換に使ってもいいかもしれません。

 

2.9 メックパラディン

 巷ではクエハンに有利と言われているデッキです。特に対戦したことがないためわからないのですが、メカパラを使っていた印象として聖なる盾でクエストが進まないこととミニオンが強いため処理がしづらいことが挙げられます。そのためクエストハンターは武器や爆発の罠などで聖なる盾をはがすこと、武器をヘビで折ることが重要になってくると思います。一応ですが打点プランのほうが勝ちやすいのではないかという印象があります。

 

2.9.1 マリガン

 

 この二枚は聖なる盾をはがすことができるためキープしていいでしょう。

 この二枚も聖なる盾をはがした後のミニオンの処理に使えるため1枚はキープしてもよさそうです。優先度は速射の一矢よりドラゴン滅ぼしの一矢のほうが高いです。

腐り錆びのクサリヘビ

 宝石細工キットをつけられたらバフがとんでもないことになるためそれを防ぐためにキープしたほうがいいかもしれません。

 

2.9.2 プレイング

 ハンター側がパラディンミニオンを処理する動きとなりますが処理にも限界があり、バフや聖なる盾が特につらいため武器で可能な限り聖なる盾をはがしたいところです。盤面にバフをかけることは基本的にないため小さいミニオンを無視して攻撃力3以上のミニオンの処理を行うことが重要だと思います。また、クエスト自体の進行が遅くなるためタヴィッシュが引けた際に使用できるよう調整しておくのがいいのではないかと思います。タヴィッシュの秘策は緊急機動、爆発、ヘビの罠がよいでしょう。

 

2.10 クエストハンター

 このマッチは最速でドレクサーを引けたほうが勝ちます。というのはまあどうしようもないことなのでプランの説明だけすると最速なら打点プランを選択するべきだと思います。ヒーロータヴィッシュを使用するとどうしても達成が7.8ターン目になってしまいますから。打点プランなら6ターン目に達成して顔を削っていけるため基本的には序盤から打点やヒロパを顔に打っていくことが重要だと思います。

 

2.10.2 マリガン

 このマッチに関してはミニオンの除去がほぼありません。2マナ打点のほうが2ターン目に使う優先度は高いですが1マナ打点2枚でもよく、またクエスト達成の調整や達成後の6ターン目のミニオンタヴィッシュとの併用など腐ることがないためマリガン時にあったら何枚でもキープしてよいと思います。

 この二枚もクエスト進行を行いながら相手の顔を削れるためキープするのがよいと思います。特に記述することがないためこれで終わりです。

 先に述べたようにこのカードをミラーで使用するのは遅いため基本的にキープする必要はないと思います。途中できたらタヴィッシュプランにしようかな程度でいいのではないでしょうか。

 

2.10.2 プレイング

 ミニオンの処理を行う必要がないためドレクサーが出るかどうかで諸々変わると思います。基本的には先攻が先にクエスト達成を行えるため有利ですがドレクサーをコインから使用した場合爆発の罠を仕掛けなければ処理しきれないためドレクサー次第で動きが変わるとしか言えません。ドレクサーが絡まない動きなら2ターン目に2マナの打点1、3ターン目に狙い撃ち、4ターン目に1マナ打点2と何かを使用する動きがクエストを進める面でも打点の面でもよいのではないかと思います。2ターン目に1マナ打点を2枚使ってもいいのですがハンド事故の原因にもなりえるため最短で達成できるかどうかハンド状況から判断してください(4マナ打点があったらやめておいた方がいいかもしれません)。基本的にミニオンタヴィッシュの着地は早くて6ターン目となりますが5ターン目にクエスト第三段階を達成した場合、1マナ呪文を残しておくとヒーローパワーが一回多く打てます。1マナ呪文を使わなくてもクエストを達成できる場合は使わないようにしましょう。

 4マナ打点で思い出しましたが4マナ打点が手札にある場合、クエスト達成が遅れるためタヴィッシュプランも視野に入れる必要があります。基本的にミニオンを置くと相手のクエスト達成を手助けしてしまうためよくないのですが、手札にヒーロータヴィッシュがある場合は相手に打点をミニオンに使わせて時間を稼ぐ意味合いで宝物の警備兵を使用してもいいと思います。ただ基本的に4マナ打点は腐るマッチなので相手に使わせないに越したことはありません。ほかに使う打点呪文がない場合に仕方なく使用する程度に認識してください。

 

2.11 海賊ウォリアー

 もうナーフされてしまったため見ることがないデッキです。このマッチアップはミニオンを除去していけば勝手にクエスト達成まで行って顔も詰められるためドラゴン滅ぼしの一矢を絡めての処理を行っていってください。また、武器が一枚しか入っていないためヘビで折るとクエストウォリアー側はシステムミニオンによる打点を出しづらくなります。特にこれ以上記述できることもないため以上で終了です。

 

2.12 コントロールウォリアー

 このマッチアップはタヴィッシュプランが望ましいです。打点プランでも詰め切ることはできますが、深淵よりのものでコストの下がったカードが出てくると受けきられたり顔を詰め切られたりするためヒーロータヴィッシュでのミニオン展開が最も良いでしょう。タヴィッシュプラン打点プランの判断基準の一つは3ターン目に深淵よりのものが使われるかどうかです。使われなかった場合で手札にタヴィッシュがないなら最速でクエスト達成して打点プランに移行するのもありよりだと思います。

 

2.12.1 マリガン

 このカードは何があってもキープしてください。おそらくこのカードのためにクエストとドレクサー以外はマリガンでいいと思います。

 これらの呪文はクエストを進めるために便利で、ほかの呪文を使用した余りのマナを埋める役割も担うのでタヴィッシュがいた場合1枚はキープしてもいいと思います。

 

2.12.2 プレイング

・タヴィッシュを引けた場合

 5ターン目までにクエストの第一段階カウント1まで進めてください。タヴィッシュで貼る秘策は緊急機動と凍結か氷がいいと思います。爆発はミュターヌスで報酬を食べられる原因になるためできるだけやめましょう。

・タヴィッシュを引けなかった場合

 タヴィッシュを探すために追跡術を使用してください。使用するターンは3ターン目か5ターン目です。それでも引けなかった場合打点プランに移行するかを選択してください。打点プランへの移行基準はいくつかありますが5ターン目にタヴィッシュを引けなかった場合で相手が深淵よりのものを使っていなかった場合は移行して問題ありません。深遠よりのものを使われていた場合4ターン目にクエスト第一段階を達成しておき、5ターン目にタヴィッシュが引けなかったら5ターン目に第二段階達成、7ターン目にミニオンタヴィッシュを着地させられるよう調整しましょう。

 また手札に低コストの打点が多くあり、4マナ打点がなく相手が深淵よりのものをプレイしていない場合は4ターン目までタヴィッシュを待ってから打点プランに移行しても問題ありません。対ウォリコンの場合はミニオンの処理をほぼ行わないため2ターン目にあらかじめ2マナの打点を使っておきましょう。

 

2.13 発光シャーマン

 このマッチもほぼやったことがないためよくわからないのですがドラゴン滅ぼしの一矢を確定キープでタヴィッシュになる必要はありません。相手がミニオンを出して来たら呪文で処理しワイルドポーの洞窟のために1マナ打点は温存しましょう。おそらくドラゴン滅ぼしの一矢をキープできた時点で勝てると思います。

 

2.14 海賊ローグ

 海賊ローグも当たらなかったためよくわからないのですが、1ターン目に3/1が出てくるためその処理ができるように低マナの呪文をキープする必要があります。また2.3ターン目に出てくる3/2/5を処理しなければミニオン展開が続くため速射の一矢のキープも同様に行ってください。プランはタヴィッシュ打点どちらでもいいと思いますが序盤から除去を行っていくため基本的には打点プランになると思います。

 

3.まとめ

 後半に至るにつれて雑な解説になっていったと思いますが注意点などは書ききれたと思います。この情報自体が一週間以上前のもので古いものですのであまり鵜呑みにはせず参考程度に読んでいただけていたなら幸いです。

 もしご意見や具体的に何か知りたいことがあるならtwitterのDMなどで連絡いただけると答えられるかもしれません。

 それではここまで読んでくださってありがとうございました。またいずれお会いできることを楽しみにしております。 

                            katagami      2022/05/07