クエストハンターデッキガイド 概要編

 

1.はじめに

 皆さんこんにちは。katagamiと申します。

 今回はレジェンド帯で上位になることができたのでクエストハンターの簡易なデッキガイドを書いていきたいと思います。

 ただし私はスマホ勢であるためhsrepleyのデータを参照していません。明確なデータは提示できないためあらかじめご了承ください。

 またスクリーンショットについても記事自体はpcで書いているため、処理が面倒くさくて時間がかかるうえ上手くいくかわからないためやらないことにします。文章での表現となるためわかりづらいかと思います。誠に申し訳ないのですがご理解ください。 

 割と雑な説明となるため鵜吞みにしないようお願い申し上げます。

 

2.ラダーでの相性

 現在の環境は、日本時間4/27日午前2時ごろに行われたナーフの影響で前環境上位にあり且つナーフの影響を受けづらかったコントロールウォリアー(以下ウォリコン)とアグロデーモンハンターを軸としてメタが回っている印象を受けます。

 クエストハンター(以下クエハン)自身も前者2つのデッキほどではないですが前環境でそこそこやれていて、弱点であったドルイドのナーフにより明確な不利を受ける相手がほぼいない状態となっています。またクエハンは前者のうちウォリコンには相性がとてもよく、アグロデモハンに対しても微有利程度には勝てるためドルイドがいないならとても良い立ち位置であると言えるでしょう。

 おそらくこれからメタが回ってクエストハンターに有利で且つデッキが洗練されたドルイドと今も使われていますが多くの人の練度が上がったイノシシプリーストが出てくると思います。それらをカモるアグロデモハンとそれに強いウォリコン、そのほかのデッキというような環境となると考えられます。

 このことから現時点でのteir1は勝てる見込みのある相手、相性の良い相手が多いアグロデモハンであると言えるでしょう。

 

3.マリガンのコツ

 マリガンに関してはクエストハンターを触ったことのある方ならご存じかと思いますがクエストがマストキープです。…まあはるか昔のことですがクエストをマリガンで返す場面も多くあったため割と「クエストを返します」というのは冗談ではないのですが今回は冗談としてとらえてください。

 クエストをキープするのは確定としてあとはドレクサーとヒーロータヴィッシュも基本的にはマストキープでよいと思います。ドレクサーに関しては言わずもがなですがタヴィッシュに関しても除去と回復、クエスト進行やドロー、盤面展開など様々な役割を果たすことができるため基本的にはキープでよいと思います。

 あとは1マナの打点がマリガン前にあった場合はキープしていいと思います。アグロ相手には特に序盤の除去が重要になってくるため適当に除去しながら、早めに第一段階可能なら第二段階まで進めたいためです。

有刺投網獲物の傷魔力の一矢

 現在クエストハンターの今の1マナ打点はこの3つで、有刺投網は魔力の一矢の上位互換であるためこちらのほうが強いように見えるかもしれませんが4ターン目あたりまでにナーガの後に使うことはめったにないため使えたらいいなレベルの差でしかないと考えます。

 以上がこの項目で記述することとなります。細かいマリガンは各マッチアップごとに記述していきたいと思います。

 

4.打点プランとタヴィッシュプランについて

 うまく単語が思いつかないためもともとの2点飛ばすヒーローパワーのままクエスト第二段階を達成することを打点プラン、タヴィッシュを使用してからクエスト第二段階を達成することをタヴィッシュプラントとこの記事では呼称します。

4.1タヴィッシュプラン 

 タヴィッシュプランのほうが説明が容易であるためこちらから記述していきます。

 このプランはタヴィッシュを6ターン目に使用するプランです。7ターン目以降となると相手の展開が間に合ってしまいますし、こちらのクエスト達成が遅くなるため5ターン目の時点でタヴィッシュを見つけられない、もしくは第2段階を達成せざるを得なくなっている場合は打点プランに進みます。そのため対アグロはほぼ打点プランだと考えてください。ただし早い段階でタヴィッシュを見つけられているならアグロ相手の場合システムミニオン(残すと面倒なミニオン

以下例

歴戦の尖兵レディ・サセーノエルーンの巫女

等だけを処理する、コントロール相手なら4ターン目にクエストの第一段階を達成するなどの調整を行うプレイがよいでしょう。タヴィッシュプランの場合3ターン目の動作は3マナのカード一枚であることがままあります。

 次は6ターン目までのカードの切り方について記述していきます。

4.1.2 タヴィッシュプランの場合の6ターン目の動き

 3ターン目ドレクサー、5ターン目タヴィッシュ以外でコインは使用しないと仮定します。基本的にあるマナを最大限使用することが重要であり、コインも後々活用できるためです。また対アグロでのタヴィッシュプランは3ターン目までに引き込んでいなければ難しいと考えます。

1ターン目 クエス

・これはいわずもがなでしょう

 

2ターン目 1マナ打点+追跡術、速射の一矢、ヒロパ、ラジ・ナズジャン

・1マナ打点+追跡術は相手がアグロだった場合の対応です。1マナ打点で相手のミニオンを倒しながら追跡術でタヴィッシュやドレクサーを探す動きで次に使う1マナを探すこともできます。追跡術がない場合、残った1マナで武器を使ったりヘビを交換したりもします。

・速射の一矢はアグロコントロールどちらにも使用します。2ターン目に第一段階を1進めることで3ターン目に1マナ呪文を使用し第一段階を達成して盤面のミニオンをヒロパで処理する動きができます。ドラゴン滅ぼしの一矢は対アグロには残しておきたいカードなので2ターン目に顔に打つことはないですが速射の一矢は先の目的で顔に打つことがままあります。その場合は打点プランとなることが多いです。

・ヒロパは基本的に対コントロールの動きです。アグロ相手には何かしらの打点を使用したいですが1マナ打点1枚しか使えない場合1/3スタッツは取れないため泣く泣くヒロパを使用するかもしれません。

・ラジ・ナズジャンは対コントロール、対ランプor配列ドルイドの動きです。基本的に対ウォリコンはヒロパでいいですがドローソースの邪魔になるため使っても良いです。ドルイド特に配列ドルイドはこのカードを処理できないためキープして2ターン目に使用して可能な限りの打点を与えましょう。

・1マナ打点+1マナ打点はそもそもクエストが進むためタヴィッシュプランを見るならNGなのですが、ハンドの枯渇も同時に起こりやすくなるため対コントロール対アグロどちらにも使用しないほうがよいと考えます。

 

3ターン目 1マナ打点+2マナ打点、狙い撃ち、ヘビ、宝物の警備兵

・1マナ打点+2マナ打点は対アグロの動きです。速射の一矢でヘルス3を処理し残りの1マナで別のミニオンを処理したりドラゴン滅ぼしでハンドををなくさず1マナと合わせて2体のミニオンを処理したりします。この動きをするタヴィッシュプランである場合、2ターン目はヒロパエンドがよいですし次の動きは4マナ呪文か2マナ打点とヒロパでの盤面処理もしくはドレクサーとなります。

・狙い撃ちは対アグロ対コントロールどちらにも使います。ヘルス3のミニオンを処理することもできますしこの呪文を3ターン目に使用する目的はクエストを進めることが主なので顔に打つという択もとっていいです。また先攻である場合4ターン目に第二段階を達成してコインドレクサーの受けともなります。その場合は基本的に打点プランになります。

・3ターン目の腐り錆びのクサリヘビは主に相手が武器を付けているときに使用します。基本的には使わないので前のターンで交換するか、3ターン目に引いてきたら対面がウォリコンならキープ、違うなら交換した後マナを使い切れるように打点呪文を使用します。

・宝物の警備兵は対戦相手がコントロールであるときに使用します。相手が武器を構えたら4ターン目にヘビで折ることもできるためウォリコンには3ターン目に使用しやすいカードです。手札に使える打点呪文があり且つ相手が盤面にミニオンを置いているアグロデッキである場合は呪文を使用して除去を行うほうがよいでしょう。特にデーモンハンターには使用すると痛い目を見ることになるので使用の際には注意する必要があります。

 

4ターン目 1マナ打点+1マナ打点+ヒロパ(第二段階1)

       2マナ打点+ヒロパ(第二段階0)

       4マナ打点(第二段階0)

       ドレクサー

・1マナ打点+1マナ打点+ヒロパは対アグロへの動きとなります。基本的にこの動きをしているときは打点プランとなりますが2ターン目3ターン目に打点呪文をあまり使えずクエスト第一段階目の1カウントで4ターン目を迎えることも間々あるため一応タヴィッシュプランに向かえなくもありません。

・2マナ打点+ヒロパの動きはアグロ、コントロールどちらにも行えます。ほどほどにクエストを進めることが重要でタヴィッシュが手札にあって使用するつもりなら可能な限り二段階目の0カウントで止めておくのがよいでしょう。

・4マナ打点の動きは手札に軽いマナの呪文がないか1マナ呪文しかなくあとはミニオンや4マナ呪文しかないときに使います。もちろん相手や自分の盤面にミニオンがいないこともあるためその場合、1マナ呪文が獲物の傷であればヒロパエンド(次で使う)、ミニオンがいれば相手によってプレイ(デモハンには使用しない)する必要があります。

・ドレクサーは基本的にそのまま使って大丈夫です。

 

5ターン目 追跡術+何か

       4マナ呪文+獲物の傷

       狙い撃ち+ヒロパ

・基本的に5ターン目にタヴィッシュが引けていなければ打点プランに移行する必要があります。可能であれば4ターン目までにタヴィッシュが引けなければ打点プランに移行したいところですがウォリコンやイノシシプリースト等盤面展開が遅いデッキには5ターン目まで待っても問題ありません。対アグロの場合は4ターン目にタヴィッシュが引けなければ打点プランに移行するため第二段階達成をするのが望ましく、5ターン目の動きは第三段階を達成するまで行けると良いでしょう。

・追跡術+何かの動きは追跡術でタヴィッシュやドレクサーを探しに行くことを目的としています。これはあくまでも理想であるためもし引けなかった場合は打点プランに移行し、可能であれば次のターンでミニオンタヴィッシュを置けるようにプレイしてください。引けない自信がある場合や6ターン目にミニオンタヴィッシュを置けるなら追跡術は使わず打点プランにしたほうがいいと思います。

・4マナ呪文+ヒロパの動きは手札事故が起こっているときの動きであることが多いですがドルイド相手だとこの動きになることがあります。ヒーロータヴィッシュもしくはミニオンタヴィッシュを次のターンに使えることを祈っておいてください。

・狙い撃ち+ヒロパの動きはタヴィッシュを使う前提での動きであると言えます。この動きをすることでミニオンを処理しつつ次のヒーロータヴィッシュにつなげる動きでドレクサーがいる時などには有効であると言えます。ただしこの動きはヒーロータヴィッシュがいる前提の動きなので2ターン目の時点で狙い撃ちと4マナ呪文があったらクエスト2段階目を可能な限り早く達成して打点プランを狙ったほうがいいのではないかと思います。

 

6ターン目 ヒーロータヴィッシュ、打点プラン

・6ターン目にヒーロータヴィッシュを引けなかった場合は打点プランとなりますが6ターン目にミニオンタヴィッシュを使えなかった場合リソースを無駄に消費するため特に対アグロについてはドラゴン滅ぼしの一矢でなるべくリソースを減らさず除去を行うのがよいと考えます。

 

4.2 打点プラン

 このプランは序盤から最大限マナを使用して打点を出せる呪文を使い、ミニオンタヴィッシュを早期着地させてバーストダメージを出すプランです。ただし5ターン目の着地はハンドの少なさから達成もその後の動きも難しいものとなります。

 基本的のこのプランはアグロなどの盤面にミニオンを展開するデッキにはミニオン処理を目的として呪文を使用するため結果的に打点プランとなることが多いですが、クエストハンターミラーであると最速6ターン目にミニオンタヴィッシュを置けると打点プランのほうが早いと考えます。なので3ターン目あたりで6ターン目に置けることがわかるなら打点プランに舵を切って問題ないでしょう。

 打点プランでも4ターン目のドレクサーは最強です。

4.2.2 打点プランの6ターン目までの動き

1ターン目 クエス

・クエストを使ってください

2ターン目 追跡術+1マナ打点、速射の一矢、1マナ打点×2、ヒロパ、ミニオン

・追跡術+1マナ打点の動きはアグロ、コントロールどちらにも使います。先のタヴィッシュプランでも述べたようにここの追跡術はタヴィッシュやドレクサーを探すために使用します。2ターン目には1マナ打点を1枚使っておきたいため1マナ打点+1マナの何かという動きが最も良いと感じます。2マナの呪文もあるなら3ターン目にそれらを使うためにヒロパでもありより。

・速射の一矢を使うというのは1マナ呪文が手札にないか相手が1/3ミニオンを出しているとき、そして手札に1マナ呪文とドラゴン滅ぼしの一矢か速射の一矢があるときのみです。2ターン目に速射を打っておくと3ターン目に第二段階カウント1まで無理なく進められます。また3ターン目1マナ打点を使って第一段階達成のみでもアグロのミニオンを処理することができるため対アグロの非常に有効な手段となります。

・1マナ打点+1マナ打点は対アグロやミラー(対クエハン)の時に使います。基本的にミニオンの処理を行う目的での使用となりますがハンドの枯渇にもつながるためハンド状況によっては1マナ打点が2枚あってもヒロパのほうがよいこともあります。次のターンに使えるカードがある場合のみ使用するべきだと思います。ただし後攻であれば5ターン目タヴィッシュや6ターン目タヴィッシュ+除去という動きもできるため2ターン目に1マナ打点が2枚あり2マナや3マナの打点があるというなら狙ってみるのも良いかもしれません。

・ヒロパを使うのは使える打点呪文が1マナ呪文1枚しかないときと対アグロでミニオンが盤面にいないときだけです。その時にはおとなしくヒロパで相手の顔を削りましょう。その場合はタヴィッシュプランも視野に入れる必要があります。

・ラジ・ナズジャンを使用するのは手札に使える打点呪文がない場合で且つアグロかランプや星界配列ドルイドである場合です。基本的には相手に好きなことをさせないようにするために使用すると考えてください。

3ターン目 1マナ打点+2マナ打点orヒロパ、2マナ打点+何か、狙い撃ち、ミニオン

・1マナ打点+2マナ打点はアグロとミラーに対する動きとなります。2ターン目に打点呪文を使用しクエストが進行していれば1マナ打点とヒロパでハンドを消費せずアグロタイプのデッキが使用したミニオンを処理することもできます。

・2マナ打点+1マナの何かを使用する動きはハンドが事故を起こしていることが多いです(2マナ打点、4マナ打点、4マナ打点、ミニオンのいずれかしかないなど)。基本的には打点呪文をコツコツ使ってクエストを進行させるのが重要なので。ただし追跡術を引いてきたからドレクサーやタヴィッシュを使いたいときにもこの動きは行います。

・狙い撃ちは相手がドレクサー等ヘルスの高いミニオン(4以上)を3ターン目に出してくる可能性がある相手に使用します。またほかに小さい打点呪文がない時に高コストの呪文を捨てる意味で使用することもあります。

ミニオンを使用するときは基本的にはほかに動くことができないときとなります。何もしないよりはミニオンを出したほうがいいのですが、相手がアグロデモハンだと打点を出されてしまうため1/1/3武器を付けている場合には特に注意が必要です。まあドレクサー投げてくる場合もあるので他に使えるカードがなければ使用するしかありません。アグロ対面で爆発の罠と宝物の警備兵が手札にある場合は爆発の罠を4ターン目に使用するのがよいでしょう。

 

4ターン目 2マナ打点×2、4マナ呪文、1マナ呪文×2+爆発の罠、ドレクサー

 基本的にアグロ相手には4ターン目にクエスト第二段階まで達成する必要があります。そのため2ターン目3ターン目にそうできるよう打点呪文を使用して調整する必要があると思います。

・2マナ呪文×2というのはドラゴン滅ぼしの一矢でアグロのミニオン2体を処理できる場合やトップで引いてきた速射の一矢とドラゴン滅ぼしの一矢でのミニオン処理の動きです。この動きをするのは対アグロとミラーとなります。またこの動きで6ターン目にタヴィッシュを出すことが重要です。

・4マナ呪文を使うのはほかに動きがない場合が多いです。4マナ呪文を使う前にクエストの第二段階カウント1まで進めておくことが望ましいと思います。

・1マナ呪文×2(1枚でも可)+爆発の罠は対アグロの動きです。前のターンに宝物の警備兵をプレイしておくと有刺投網1枚で調整できるためアグロ対面で有刺投網がある状態でラジナズジャンや宝物の警備兵があれば先にそれらをプレイするのがおすすめです。爆発の罠はドレクサー入りのデッキには基本的に4マナのターンに使うのがよいと思います。

・ドレクサーは言わずもがな。

 

5ターン目

 特に必要な動きはありません。クエストの第三段階目を達成して次のターンにミニオンタヴィッシュを使用できるよう手札と盤面を整えましょう。もし手札にある1マナ呪文を使用せず達成できるなら多少のミニオンは無視しても構わないので1マナ呪文を温存しましょう。

 もしも6ターン目にタヴィッシュを置けないことがわかっている場合は可能な限り盤面の処理を行ってください。また手札が序盤からミニオンばかりであったなら交換もしくは使用して手札を可能な限り開けてドローしたほうがいいと思います。ミニオンは手札で腐らせないようにしましょう。

6ターン目

 もし相手がこのターンに合わせてミニオンを展開してきたら、特にアグロデモハンがサセーノを使ったらタヴィッシュは使用しづらいと思います。その場合、もしミニオンがいたならミニオンと一緒にサセーノの処理を行ってください。もし処理を行えないならタヴィッシュを出すしかないと思います。

 

5.区切り

 ここまで読んでいただきありがとうございました。今回は概要として主なマリガンと各マナでの動きを記述しました。記述したような手札にならないことも間々あるかと思いますが基本的にクエストハンターは今あるマナを使い切る、呪文から打点を出してクエストを進めていく動きが重要です。タヴィッシュが強すぎるため待ちたい気持ちはありますが、あくまでクエスト達成が目標でタヴィッシュはサブプランであることを記憶の片隅に置いておくのがよいでしょう。先にも記述したように早ければ3ターン目遅くとも5ターン目にはどちらのプランにするかを決められるようにするのがよいと思います。手札が事故を起こしてクエストの進行が遅い場合に限り6.7ターン目のタヴィッシュを待つのがよいでしょう。

 次は各マッチアップのマリガンの記事を書きたいと思っていますが、時間があまりなくいつになるかわかりません。また主要なデッキといってもMTで新しく出てきたデッキが多くあるためそれらについては触れられないと思います。あらかじめご了承ください。それではまた。