MT5に向けて

1.はじめに

 こんにちは。katagamiと申します。

 この記事ではMT5に向けてどのような心情で臨むのか、どのような練習をするべきか、またどのような構築を目指すのかを鮮明にする目的で記述します。

 MT6の権利を持っていないため6-2しなければ次の資格を得ることもできません。そのことを肝に銘じるためにも今回この記事を記述することと致しました。

 

2.どのような心情で臨むのか。

 これまでのMTの経験から、私は集中していない場合プレイが雑になるわデッキの出し順をミスるわよく考えていないわで散々だったため、ゲーム開始ごとに気分をリセットする必要があると考えます。

 1つ目で負けた場合本来勝ち抜くべきデッキが抜けてしまってそのまま負けてしまうことが多かったため第一デッキはよく考えて出す必要があると思います。特に相手は一番抜けづらいデッキから投げてきた場合にその傾向があるため、多少有利な気がするマッチアップほど注意するべきでしょう。この気がするというのは勘によるところが大きいのですが、相手が何となく出すだろうと予想するデッキとこのデッキ出されるといやだなというデッキの二通りある場合、後者を優先して結果前者であることがあり負けてしまう場合がよくあります。それはもうよくあります。勘を信じるためにも多くのマッチアップを練習するべきだと考え練習したいと思います。

 

3.どのような練習をするべきか

 今回は幸いにもponydojoに参加できたためbo5の練習に関しては困ることはないでしょう。そのためいろいろなデッキを触ってそれぞれのマッチアップの有利不利がどうなのか、それぞれのデッキタイプはどのような勝筋があるのかを知ることが優先度の最も高い場所に位置すると考えます。

 細かいメタカード(現環境で言うとヘビやヒトデなど)についてはあとでどうとでもなるので、とりあえず環境のtier1とtier2がどのデッキなのかを知ることと立ち位置がよいデッキ(多くのデッキにまんべんなく勝てるデッキ)がどれなのかを知るところが重要だと思います。不利なデッキが多いと不利構成と呼ばれるデッキ構成に当たることが多くなるため負けやすい点がかなり気になります。

 また環境が始まって9日での大会であるためデッキ自体が仕上がりづらい傾向にあり、そういった中ではきれいな構築、メタデッキというのが組みづらい側面があるためいろいろなデッキに勝てるデッキを抑えることはかなり重要だと思います。そういった背景から多くのデッキを触る必要があると考えています。

 

4.どのような構築を目指すか

 MTなどの大会で持ち込む構築は大きく分けて3パターンあります。

 一つ目が強いデッキの中から4つを持ち込むパターン、二つ目が前者の強いデッキタイプの中から1つか2つのデッキを軸としてそれらと相性の良いデッキを選び4つ持ち込むパターン、三つ目が特定のデッキに有利なデッキを4つ持ち込むパターンです。

 一つ目の選択肢については、上から4つ強いデッキを持ち込むというデッキ構成は最近ではそれほど多くないですが強いデッキの中から不利なデッキ有利なデッキの種類が似通ったデッキを4つ選ぶ構成は結構あります。多くのデッキに勝つ地力を持つデッキを持ち込むのは王道といえ、勝てる力があるからこそ運に勝ち負けを左右されづらい側面があります。

 二つ目の選択肢はいわゆるソフトメタ構成と呼ばれるデッキ構成です。これは一つ目の構成のように強いデッキも入りますが、大きく違う点として地力が少し弱くても相手によっては勝ててかつそれ以外に持ち込むデッキとの相性もいいデッキがある場合に使用される構成です。だいたい強いデッキ2つそれに相性のいいデッキ2つといった感じでしょうか。

 三つ目がハードメタ構成です。この構成は特定のデッキにだけは絶対に負けないという構成で多くのプレイヤーが持ち込むデッキをターゲットにするため当たることが多くそれらに勝ちやすいメリットと、当たらなかったときにぼこぼこに負ける可能性が高いデメリットを兼ね備えた構成です。

 環境初期といいますか、今回のような拡張パックが追加された直後の環境だと弱いデッキが多くいるため3つ目のデッキを持ち込みづらい側面があります。みんな思い思いのデッキ構成にするというのでしょうか、決まった構成が少なく2つのデッキタイプは同じだけれどもあとの2ヒーローがばらけることが多かったりしてターゲットにしづらいことがよくあります。よほど弱点が明確にあるデッキがtier1となっていなければ環境初期のハードメタ構成は成功しないでしょう。

 そのことから考えて一つ目か二つ目のどちらかの構成がいいと思うのですが個人的には後者の二つ目の構成を持ち込みたいと考えます。一つ目はban対象がぶれることがままあり、今までの経験上banがぶれるとその後のデッキの出し順もぶれるため好ましくありません。

  そのため個人的にはソフトメタ構成が一番好みではあります。ソフトメタ構成の考え方は構成の軸となる強いデッキ2か3つを先に決めてからban対象選び、その強いデッキが勝ちやすいデッキが何かを考え、残りのデッキを考えるというものです。軸となる2つほどのデッキを決めておくとそれらのデッキの強みと弱点を見つけやすく、弱点となるデッキ構成に何があるのかを想定しやすくなります。それらのデッキからどのデッキは比較的抜けやすいか、抜けにくいかを考えることもでき自然とban対象も浮き上がります。ban対象が決まればそれに合わせて残りのデッキも決められるため4つのデッキを決めることができます。

 これらのことからソフトメタ構成にしようかと思っているのですが、これをするためには多くのデッキの相性という知識が必要になります。それを手に入れるために練習が必要でMTまで9日というのはとても短いなあと感じてしまいます。とりあえず新環境が始まったら強そうなデッキを片っ端から回すしかないのでしょう。

  新拡張直後の大会にはいくつか特徴があります。先に述べたデッキタイプやヒーローがばらけるというのもそうですがもう一つ、直前の環境で強かったデッキがほぼそのまま持ち込まれるという点が挙げられます。これは新しいデッキタイプより完成していて勝ち筋がわかっているデッキを持ち込んだほうがいいよねという考えに基づいています。もしかしたらこの考えに乗っかるかもしれませんがとりあえず最初の3日は新しいデッキタイプを触って感触を確かめるべきでしょう。知らないことほど危険なことはないのでそこは重要だと思います。

 

5.まとめ

 ここまで読んでくださりありがとうございました。個人的に思いついたことをだらだらと書いたので読みづらかったと思いますが、こんな感じで私は練習してデッキを組みたいと思っています。特にban対象を明確にするというのはターゲットにするデッキを明確にすることより重要なことだと考えるのでここだけはぶれないよう考えたいと思います。それでは6-2ができるよう頑張ります。

 

6.最後に

 皆様応援してくださると嬉しいです。MT4の時も思っていましたが今年度が競技シーンとして出られる最後のチャンスだと思うので後悔しないように頑張ります。

 MT6も参加できるといいなと思います。

 それでは皆様にまた会えることを祈りながら。さようなら。

                                2022/07/31 katagami